🍋「ういちゃんの肌は本当に綺麗なんだよ」
イーストンは何気ない時に
私の心を解いてくれる
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🍋「彫り師は綺麗なきめ細やかな肌に
墨を入れる事が何よりも喜びを得られるんだって聞く…」
急に何？？どした？w
イーストンてば、何処からその話を持って来たんだか。
あ、次のドラマの役作りなのかな？
なら余計な事は言わなくていっか。
🦫「ふーん」
🍋「でた、生返事w」
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「一緒にお風呂に入りたい」って
毎度の様に言うから
何してくるんだろうって
ちょっと興味がわいて
頷いた日
🍋「この前、姪っ子をお風呂に入れてあげた✨」
って得意げに話しながら
熱心に身体を洗ってくれた。
拍子抜けしたw
姪と一緒なのか〜😂
でもまぁ
私、大事にされてるんだな〜って思った。
2人で狭い湯船に浸かりながら
イーストンは私の刺青を撫でている。
🍋「この刺青を彫った人の事は知らないけれど…」
🦫「ん？」
🍋「例えば、俺が彫り師で
ういちゃんが
その肌に悲しみを抱いていたなら…
迷わず彫るよ。」
…うん。
そうだね。
私は、あの時
助けが欲しかった。
そしてあの男もまた…私を助けたかった。
そうだったのかも知れない。
🦫「でも、イーストン、絵心ないから嫌。」
🍋「え？あるよ。あるある！俺ラマ描けるから！ほら〜」
🦫「やめてくすぐったいっ！！」
私の刺青の話は
前に何となくイーストンに話した。
全部じゃ無いし
イーストンは疲れてたみたいで
途中で寝ちゃって
聞いてくれてたのか
よく分からなかったけど。
でも何となく
思うところがあるみたいで
刺青の箇所を
やたらと撫でてくる時がある。
何となく恨めしそうに
不甲斐なさそうに。
まるでしょげた犬ね。
困った人。
何処にも行かないからそんな顔しないで。
どうしようもなく大好きな人。
🍋🦫
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