ファンタジー児童文学の映画化に参加したイーストン。
不思議な世界に迷い込んだ主人公の少女が出会った
角のある青年、それが今回のイーストンの役どころ。
🍋『帰り道を探してる?僕には案内出来ないよ?
僕は木陰から離れられないんだ。
この月の光に照らされたら心を失ってしまうから…』
それは呪いなんだ。
🍋『それに、僕はここで妖精を待っている。』
そんな会話の末、主人公の少女は言い放つ。
『今のあなたに『心』があるというの?
待つだけで、何もしないで…
もう既に心は奪われているじゃない!この月に!』
青年はハッとし、空を見上げ
『そうか…僕は自分に呪いをかけたんだ…』
🔥「引きこもりが勝手に自身に科したマイルールに
自ら縛られる、といった内容かな?」
🍋「あからさまに嫌味ぽい感想だね。
大切な人に期待を寄せて待つ、儚い希望を抱いているんだよ。」
🔥「ふーん。でも、待ってても、待ち人は来ず。」
🍋「そうだね。だから、どう待つか、って話だよ。」
少女との出会いに心を動かされ
月に奪われた自身の心を取り戻そうと冒険に出かける二人。
そしてクライマックスには
大切な人との再会。
撮影では女優さんが演じてたよ。
でもイーストンの大切な人は一人だけだからさ。
イーストンの目にはこう映るわけ。
『人に期待をして、待つだけでは刹那に時間は過ぎるだけ。』
『ツキソラの冒険』は数多くの児童の心を動かした名作。
…そう、きっとあなたも読んだことあるかも知れない。
あの名作。
あの不思議な世界、今再び心に紡いでみてください。
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